『やがて消えゆく我が身なら』を読んで
『グローバル経済と現代奴隷制』を読みたいと思った。
池田清彦さんのエッセイ集『やがて消えゆく我が身なら』のなかに出てきたからだ。
最安値の原料と最安値の労働力を求めると、グローバル経済の中では第三世界に奴隷労働者を生むことになるらしい。スーパーなどで最も安い物を買うという行動がそのことに加担するかもしれないというのだ。他人事ではない。
ナガオカケンメイさんの日記(2006.03.29)によると、今何度目かの「いいものを安く手に入れる時代」が来ているらしい。身の丈に合わない贅沢は論外だが、質素な暮らしすら多くの犠牲の上でしか出来ないのだとしたら、なんとも皮肉な世界だなーと思ったりする。
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