MSXマガジン1989年4月号

新しいiMacアップルストアで頼んで、そろそろ来るんではないかと先走って掃除までしたのにまだ来ない。15日出荷で22日までに配達って幅がありすぎて、いつ来るかわからなすぎる。
で、掃除をした時にどうせ読まないのにとってあった昔の雑誌を捨てようと、ビニール紐でまとめたりしてたんです。その中に「MSXマガジン」がありました。

MSXというのは簡単にいえばテレビにつなげるゲーム機とパソコンの間みたいなコンピュータです。アスキーから出ていた雑誌なのですが、今の雑誌じゃ載らないかもというものがけっこうありました。出てきたのは1989年の4月号で、これを買ったのはおそらく中学に入るか入らないかという頃だったと思います。同じように小学生や中学生もこの雑誌を買っていたと思うんですけど、普通にエロゲーの広告が載ってます。アニメみたいな絵のお姉さんが胸の谷間やブラジャーを見せてます。でもその下の北斗の拳のケンシローみたいな絵のゲームのあらすじが馬鹿っぽくていいです。

以下引用。

90年代の初頭には60%以上の男性が生殖能力を失っていた。欲求不満による女性の凶暴化は集団ヒステリー現象を呼び、核戦争に等しいダメージを人類に与えていた。この物語は、そんな世紀末に生殖能力を持って生まれた男の過酷な戦いを描いたものである。

このゲーム「世紀末種蒔伝説 少女遊戯」っていうんですけど、「Tagoo : MSXソフトウエア検索」というページのレビューにもあるように北斗の拳のパロディでいわゆる馬鹿ゲーのようです。
他にも「首斬り館」というゲームの広告は生首がぶら下がってる絵で、その紹介ページにも首を切られる瞬間の画面が載ってるんですよねー。今じゃこうゆうのってどうなってるんでしょ?バイオハザードみたいにゾンビは出てきてもさすがに生首はないかな。

まー別にこのぐらいなら全然かまわないと思うんだけれども、今が厳しすぎるような気もするし。こんなの見たって別に人の首切りたいなんて思わないし、最近の少年犯罪の問題はきっと別のところにあるんでしょうね。